良い職場の定義とは

今更言うべきことでもありませんが、看護師の仕事はとても大変です。私自身、経験があるからこそ話せることですが、身体的にも精神的にも負担が多い仕事ですし、小さなミスや見落としが患者さんだけでなく、共に働く看護師の同僚や医師などの医療スタッフの命をも危険に晒すことさえある仕事です。他方で、女性が多いという職場の特性から、女性ならではの問題や看護師だけでなくその他の医療スタッフとの人間関係の問題を抱えてしまうことも少なくありません。リスクが高く、負担も大きい仕事ですから、できるだけ良い職場を選びたいものです。では、良い職場というのは何を持って良い職場と言うのでしょうか。

看護師の離職の理由として挙げられるのは、まず収入面の問題です。業務の忙しさや難しさを考えると、多くの看護師が現在の自分の給与に不満を持っているのです。金額の多寡もそうですが、給与は自分が職場にどのように評価されているのかを客観的に判断できる基準にもなります。多ければそれだけ職場からの評価が高いということにもつながり、それがモチベーションにもつながります。ただ、給与が高いからといって、自分の考えている働き方ができない、人間関係が悪くて業務がうまくいかない。このような職場も良い職場とは言えません。しかし、すべての良いと思える条件を満たしている職場など皆無です。みんな多かれ少なかれ、ある程度の不満を感じつつも仕事をしているのです。一見するとネガティブな要因しか見当たらないように見えるかもしれませんが、そのような状況においても自分らしく楽しくやりがいを持って働いている看護師はたくさんいます。こうした人たちは、多少の違いこそあれ良い職場環境に恵まれているのです。仕事は内容によっても違うかもしれませんが、覚えることややるべきことはたくさんあります。しかし、良好な人間関係を築くことができる職場であれば、どのような困難な仕事でもやり遂げることができます。そしてそれがやりがいと充実感につながっていくのです。他方で、人間関係に問題を抱えている職場の場合はどうでしょう。たとえ一人ひとりの能力が他者と比較して突出したものであったとしても、良い人間関係が持てない職場の場合、考えられないほどに簡単な仕事でさえ満足に行うことができないのです。看護師の仕事は周囲のサポートを受けてこそ良い看護が実現できます。そのためには、あなたが困っている時にはサポートを受けることができ、同僚が困っている時はあなたがサポートをすることができる職場にしなければならないのです。できることならば、元々から人間関係が良い職場につきたいものです。しかし、現状は入ってみないとわかりません。どんな人が集まっていたとしても、まずはじめには「嫌いだな」と思った相手にも柔らかく接していくことが大切になります。そのためにも転職前には、出来る限り自分の心に余裕をもたせるように準備をしておくことが大切です。周囲と仲良くできる安定した状態で、看護師の求人探しをはじめましょう。

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